どうも、ディヴァイドです。
今日は本当に最悪の日です・・・。
寝てるのを起こされた電話の音。
眠い目を擦りながら電話に出るとうちの母からでした。
母「●●おいちゃんが死んだよ」
私「えっ・・・」
かなりの愛煙家だった叔父でして、仕事中に血を吐いて倒れ、病院の検査の後発覚したのが肺ガンでした。
医者はもって半年と言ってました。
その後、数度会う機会はあったんですが、微塵も感じさせない元気っぽい叔父。
ですが、ふとした仕草に病人としての体力の無さを見せ、それを気づかないそぶりで見ている私は、
なんともやるせない気持ちになるのでした。
そして今日、突然の報告にすこし動揺しながらも、彼女に事情を説明し、お通夜へ向かうこととなりました。
雪も降る中、夕方まえにバイクで家を出て、なんとか式場へ付きました。
どこからかすすり泣く声も聞こえます。
家族も目が赤くはれ、喪主である親戚の子も少し落ち着いてない様子でした。
叔母は元気もなく、時折落胆した様子を見せます。
親戚の姉もいつまでも眼が赤かったです。
母親は「叔父さんに挨拶してきなさい」というのですが、まだ現実を受け入れたくない私は
「いや、今はいいや・・・」と言い、喪服に着替えました。
小さいころから家族ぐるみで旅行だの食事だの、いろんな交流をした叔父さんです。
そんな身近な叔父の死顔をみて、私は泣が止まらなくなる事をわかっているからです。
なんとか落ち着いた後、御棺を覗きました。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
ガンの影響でしょうか、すこし太っていた叔父さんがお爺さんのように痩せて、
そこには脈動さえもなく、色も白く・・・。
涙が溢れます。
数々の思い出がフラッシュバックして、死とはこんなに残酷なものかと痛感させられます。
うちの爺さんが死んだときも、小学生だった私はワンワン泣きました。
さすがに大人になるとそうはいきませんが、それでも涙は止まりません。
お通夜を済ませ、皆落ち着いてからというもの、暢気様子を見せる親戚一同は
「温泉に行こう」とか「ラーメン食べに行こう」とか元気です。
でも心の中では皆泣いているのでしょう・・・。
そういえば、夏休みによく親戚のうちにお泊りしたものです。
あの頃の甘酸っぱい思い出に浸りながら、今日は叔父さんと親戚一同での最後のお泊り会でした・・・。