さらに続いてこんにちわ、ディヴァです。
今日はアンジーさんのお父さんの葬式です。
遠方の親戚の方も更に増え、昼前に式は始まりました。
そして1時間後に閉式、出棺、一同火葬場へ向かいます。
いよいよ火葬の順番となります。
お父さんが人としての形を留めておくのはもうこの時までです。
皆が皆、ご遺体に手を合わせ、優しい言葉を掛けます。
そして棺桶の蓋が締り炉の中へ・・・。
火葬のボタンをお兄さんが押し、控えの場へ向かいます。
14時半頃、呼び出しのアナウンスがありました。
遺骨の説明を受けながら順番に骨壷に入れます。
蓋をし箱に入れ、遺影などをもったら本日は解散です。
ポツリポツリと降る雨がとても物悲しいものがありました・・・。
さて、私事ながらアンジーさんのお父さん(そしてお母さん)との最初の出会いは
良いものではありませんでした。
ですが、お父さんとサシで会話をした時は、息子の年代の男が偉そうに生意気言ってたと思います。
ですがその時はアンジーさんの事情もありましたので、
どうしてもそうせざるを得ないってことがあったのです。
なんだか抽象的な話ですがその時のアンジーさんはとても虐げられた環境に置かれていて、
私はそれをどうにか改善できないものかと考えていた頃でしたっけねぇ。
んでもまぁその後は家族の一員のように気遣って頂けたりしたので、
私を含め、アンジーさんとお父さんの間柄もほんのちょっと改善できたんじゃないかって思いました。
そうそう、亡くなる1ヶ月前ぐらいのある日、病室へ訪ねた時、
殆ど反応がないお父さんの顔を覗き込んだんです。
そしたら私の顔を見てニコって笑ってくれました。
「おー、来たんね。」って感じにねぇ。
それまでは私やアンジーさん、お母さんや孫達が声を掛けても反応は殆どなかったんですよ。
笑顔を見たのはそれが最後ですっけねぇ。
私の母親の時も思った事ですが、寝たきりであっても微弱な反応しかないとしても、
「そこに愛する家族が居てくれるだけでいい。」と思う気持ちは
「死」を間近に見た者にしかわからない感情じゃないかなぁと思います。
でもやはり人には寿命ってものがあります。
私もいつかは死ぬのです。
だからこそ人は(=私は)そうなるまいと力強く長く生き、愛するものを守り、
子をもうける命のバトンリレーをやっていかなければいけないのでしょう。
お父さんの生前に見せることができなかった事が多々有り、ホント、残念で仕方がありません。
お父さん、安らかに・・・天国で大好きなドライブと釣りを楽しんでください・・・。