どっちかと言うとアイスクリームを食べると歯がキーン!となるディヴァさんです、こんぬつわ。
夏休みが始まって、日本各地の夏祭りなんかもそろそろスタートですね。
人混みに紛れると気になるのは、夏の暑い中でかく汗の匂い。
今日は以前から試行錯誤中だった、殺菌、消臭、制汗作用があるミョウバン水のお話。
ミョウバンってのは「8×4」とか「Ban」などに代表される制汗グッズの中でも、
最近流行りの「デオナチュレ」などの主成分だったりするものです。
ミョウバン自体は、実は古くから人間とは密接な関係があります。
漬物をつけたり、ミョウバン温泉があったりその用途は多岐にわたり私達の生活に活きています。
私がミョウバン水を作り始めた理由は、以前から使ってたOXY(オキシー)の制汗スプレーが無くなったので、
その代用としての、「自作OXYって出来るのかなぁ・・・。」って素朴な疑問からです。
ミョウバンは「焼きミョウバン」として、スーパーやドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
そして、簡単、低価格で自作ミョウバン水スプレーを作成出来、
加齢臭もなんのそのな無臭ライフが送れるので、
私も以前から嗜好錯誤しながら作ってますよ。
【簡単なミョウバン水スプレーの作り方】
必要な材料
・ミョウバン(焼きミョウバン)
スーパーやドラッグストアなどで30g、100円ぐらいから販売されてます。
ドラッグストアでは消毒液などのコーナー、スーパーではお漬物のコーナーにあったりします。
生ミョウバンってのがあったりし、一応それでも作成は可能です。
生ミョウバンは焼きミョウバンが水を含んだだけですので、
購入する場合は焼きミョウバンのほうが単価率としては良いですよ。
・水道水
わざわざ精製水をドラッグストアで買ってきてもいいのですが、
カルキが入っている家庭の水道水が保存がきくそうです。
・原液用ペットボトル
ジュース飲んだ後のやつを綺麗に洗ってちょ!
これを比率が
水 ミョウバン
1.5L → 50g
1L → 約33g
500ml → 約17g
・・・で作ると「ミョウバン水原液」が作れます。
この場合の注意点としては以下の感じ。
購入してきたミョウバンの種類にもよりますが、ミョウバンを水で作る場合、
ペットボトル底に白い粉が沈殿し、上部には発泡スチロールクズのようなミョウバンの粒が浮いてると思います。
この時、ペットボトルが熱を持ちますけども、溶けることはない程度の温度です。
寝てる時以外、2、3時間に1回ぐらい定期的にポットボトルを振ってかき混ぜます。
3,4日ほどで全てのミョウバンが溶けると透明に変化します。
お忙しい主婦や主夫の方には、お湯で作るとミョウバンがすぐに溶け、先ほどの撹拌の手間が省けます。
混ぜてすぐは白濁した液体ですが、時間が経って透明になればミョウバン水原液の完成です。
原液の保存は冷蔵庫にし、お子ちゃまや私のようなうっかりさんwの誤飲が無いよう、
「飲んだら死ぬでぇ~☠」ってな感じの注意書きを貼っておきましょう。
使用する場合、ミョウバン水原液を10倍に希釈し100円ショップに売ってあるようなスプレーボトルに入れ、
気になるアノ部分にスプレーするといいですw
例)ミョウバン水原液20ml+水180ml=10倍希釈200mlミョウバン水
消臭効果を感じないようなら濃度を濃くしたり、水に緑茶を混ぜたりするとカテキンの効果もプラスされたりしますよ。
さてここからは本題となる自作OXYのお話。
アイテムも色々集めてみましたよ。
左から北海道北見の名産ハッカ油、タルク、ミョウバン、精製水、無水エタノール。

敢えてハッカ油にはこだわって、北見のハッカ油にしてみました。

ゼラニウムも取り寄せてみたのですが、精油の瓶を直で嗅いでみたら思っていた感じの匂いと違い、わりと臭いw、∑(;谷)
薄く伸ばして匂いを嗅いでみたら若干レモングラスっぽい匂いになりますねぇ、(否;)!?

OXYと言えばパウダーインな制汗剤なわけ。
んで、タルクっていえば、天花粉とかベビーパウダーとかの原料ですね。
ほぼ無臭であるタルクが手にはいらないのなら、ベビーパウダーが安くて入手し易いのかなぁ。
テストでタルクの代わりでベビーパウダーを代用して作ってみたんですが、
特有のまろやかなお母さんの香りもホンノリプラスされ、これはこれで意外といけると思います。
基本、ハッカやゼラニウムの匂いが強いので、
スプレー直後、ベビーパウダーの香りは「小さき頃の夏の思ひで・・・」のごとく掻き消されると思っていいです。
その後、ベビーパウダーの香りが若干残る感じ。
でもそれも数十分ほどで殆ど臭わなくなり、鼻を肌に密着するぐらいまで近づけるとやんわり香るぐらい。
「それはちょっと~・・・」って方はタルクを買うがヨロシ。

最後に空になったOXYのボトルです。

【自作OXYっぽいミョウバン水スプレーの作り方】
・ミョウバン水原液 25ml ・・・8倍希釈ぐらいになる計算かなぁ
・水道水(精製水) 150ml
・無水エタノール 20ml ・・・スプレー時の爽やかさ倍増&精油との融和性向上(精油は水と混ざりにくい)
・タルク 5g ・・・スプレーはよく振ってからご使用下さい
・ハッカ油 20滴
・ゼラニウム精油 10滴 ・・・ゼラニウム精油自体にはス~っとする成分は無いっス~
注意点としては制作段階において、原液制作とOXY配合を同時にやらないってことです。
「混ぜりゃ一緒じゃん!(#゚д゚)、ペッ!!」って思ったら後悔します。
これは私の失敗談なのですが、焼きミョウバン~g、水~g、エタノール・・・って感じでいっぺんに作ると、
まずミョウバンが溶け切りません!っていうか溶けたかどうか分からないw
あと、タルクと溶けきれてないミョウバンとの見分けがつかず、
更には溶けきれないミョウバンでスプレーも詰まりワヤになります、\(^o^)/
なので、まず第1に透明になった原液を完璧に作ったあと、上記自作OXY配合でやればいけると思いますよ。
出来上がりの感想としては、ハッカ油も20滴入れるとOXYに負けず劣らず清涼感が半端ないっす!
ゼラニウムの匂いもプラスされてハッカオンリーのおぢいちゃん臭とは別次元。
もっとハッカ臭を消したいのならゼラニウム精油を足せばいいと思います。
それか他の精油でもええんとちゃうのかねぇ、( ゚ロ゚) ポクァーン・・・
でもトータルな香りはOXYに近いような感じもしてええ具合ですねぇ。
更にはパウダー効果でお肌スベスベ、(゚∀゚) >(m)< ピコーン!!
おまけにスプレー1本単価100円もしないと思いまっせぇー!!
参考価格
さてさて、なぜ今回この記事を書いたかって言うと、
上記をベースとして精油の所だけを変えれば自分の好きな香りのミョウバン水も可能ってこと。
ハッカ油は夏用にはベストでしょうけど、冬ならハッカ無くてもいいですしね。
・ローズオンリー → アゲアゲナイト
・ローズ+ハッカ → クールビューティー
・柑橘系+ハッカ → ちょっぴりスッパイスクールデイズ
・ラベンダー+ハッカ → 小悪魔ニョロよw
・フルーツ系オンリー → 味覚の秋にときめきピーチパイ
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などなど様々なバリエーション!!、∑(;谷) ホントカヨッw
ってことで今回の私の企てもアンジェリさんに伝染し、以前の経口補水液も言うには及ばず、(゚皿゚) シシシシシシ!!
次男の脚の臭さにも効果があったって話だったので、ミョウバン水の消臭効果もお墨付きw
以上、生活の中に楽しみを、ディヴァイドの提供でお送り致しました づつく・・・
最後に追記で重要な注意点!
ミョウバンにも種類があって出来上がりの匂いに影響があるかもしれません!
単にミョウバンといった場合、硫酸カリウムアルミニウム十二水和物AlK(SO4)2・12H2Oを
ミョウバン@Wiki
示すことが多いが、このほかにも鉄ミョウバン、アンモニウム鉄ミョウバンなどがあり、
混同を避けるためにしばしばカリミョウバンまたはカリウムミョウバンと呼ばれる。
特に、カリミョウバンの無水物を焼きミョウバンといい、食品添加物として乾物屋などで販売している。
ミョウバン水の出来上がりでなんか臭いかなぁ?と思ったら別のミョウバンを試してください。
それとスーっとするミントですが、ハッカ(和名:ニホンハッカ)は僅かにシソ系の香りが乗っているきがします。
気になる方はペパーミント(和名:セイヨウハッカ)やスペアミント(和名:オランダハッカ)の製油なんかだと甘いミントの香りで気にならないと思います。
種別 | 和種(和ハッカ) | 和種(和ハッカ) | 洋種(ペパーミント) | 洋種(スペアミント) |
特徴 | ペパーミントより甘さが少なく洋種よりもシソっぽい香り | 清涼感と甘さを併せ持つメントール調の香り | やわらかな清涼感と甘さ |